”たった2つの感情”で引きこもりのキモオタ童貞が、日本でトップの難関大学、東京大学に合格。さらにカワイイ彼女まで作ることができた話

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慣れない土地での生活、

生まれて初めて挑戦する自炊、

サークルの新入生歓迎コンパ、

時間割を自分で埋めるという新しい感覚、

急に難しくなった大学での講義・・・


そのどれもが僕にとっては新鮮で

とてもワクワクさせてくれました。



ただ、あまりにもはしゃぎすぎて

風邪をこじらせ、気管支炎にまで

なってしまったのはいい思い出です(笑)



無理もありません。


毎日、朝から学校に行って、

放課後はタダ飯のために

新歓練習やコンパに出歩いていたのだから。



風邪をひいてもなお、

体にムチ打って毎晩飲みにいって、

偏った食生活を続けていたから

いつぶっ倒れてもおかしくない状態でした。



それだけ楽しかったんですよ。


特に、『大学では絶対に彼女を作ろう』と決めていたので(笑)

いろんなサークルを回って

いろんな人たちと出会えるのが何よりも嬉しかったのです。


「人に飢えていた」浪人時代を送っていたのも大きな理由ですね。



基本的に出会う人は初対面なので

何度もいろんなサークルに顔を出すことで

必要最低限のコミュニケーション能力も身についていきました。



高校のときに独学で学んだ

心理学やら何やらの知識を使って、

女の子と会話するためのいい練習にもなりました。



何人か連絡先を聞き出すこともできて

初対面での会話にはかなり自信をつけていったんですね。



そして、5月も下旬になるころ、

僕は一番タイプの子がいるテニスサークルに

入ることにしました。



テニスサークルと言えば、

リア充なキャンパスライフの代名詞と

言ってもいいかもしれません。



僕自身、そんなイメージに憧れて

最終的にテニスサークルに入ったのだから。



しかし、実際に入ってみたら

大したことないってのはよくある話です。



たしかに女友達はたくさんできました。


周りに女がいるのが当たり前になるので

日常会話レベルなら卒なくこなせるようにはなったのです。



大学に入るまでの僕は女性と

普通に会話することすら困難だったのだから、

それを考えると大きな成長でしょう。



しかし、日常会話は日常会話です。


どんなにそのレベルでコミュニケーション力を磨いても

友達以上の関係になれることはないんですね。



それまで連絡先を交換した女の子からも

そのうち無視されるようになってしまいました。


そもそも第一印象で

それほどプラスじゃなかったのでしょう。



しかし、何が何でも彼女が欲しい!



そんな気持ちで僕はサークル内で一番カワイイと思った子に

猛烈にアタックしていました。



他にもその子のことを狙っている奴がいることを知り、

僕のハートにはさらに火がついたのです。


今では「若かったなー」と思いますね(苦笑)



不思議なものでこうしてアプローチしていると

自然と恋愛感情が湧いてきます。



会って話したり、メールでやり取りしたり

周囲の人間に相談したりするうちに、

どんどんその子のことを好きになっていきました。



ライバルに負けたくないって気持ちと、

自分がその子のことを好きなのを周囲も知っていたので

引くに引けないという気持ちが後押しして、

浪人時代に撃沈して以来、

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