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ストーリーの著者は、読者でもあります

創業から20周年。素材と生地へ徹底的にこだわった、「とろけるふとん」限定色を出すまでの軌跡。

著者: 株式会社ディーブレス

寝具などの企画・販売を手がける株式会社ディーブレスは、ロングセラー商品「とろけるふとん」の限定色を、応援購入サービスMakuake(マクアケ)にて2023年3月13日に先行販売を開始した。


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この商品は創業20周年を記念した「プラチナグレー」を採用しており、今までとは一味異なり老若男女・インテリアを問わないグレーカラーになっています。


この商品を届けるまでに歩んできた創業から現在に至るまで物語を、本ストーリーでは伝えます。

「毛布のまち」泉大津を救うために

「小さな頃から毛布とともに生きてきたわたしにとって、毛布は生活に欠かせないものでした」。


そのように振り返るのは、創業者であり代表を務める今井だ。今井は泉大津(大阪)という日本一の毛布の産地で生まれ、実家は毛布の染色業を営んでいた。それゆえに、肌触りのいい毛布がいつも身近にある環境だったことから、寝具を見る度その質が気になってしまうという。


そんな今井が起業したのは、2003年5月だ。再び日本製毛布の魅力を知ってもらうため、会社を始めた。その後押しとなったのは、生まれ育った街である泉大津が当時直面していた状況だったという。


(株式会社ディーブレスの代表取締役、今井徳英)


安価な中国産毛布の台頭や、軽くて保温性の高い羽毛布団の人気に押され、国内の毛布需要が年々減少し、日本製毛布の生産量も下降していたのだ。加えて機械の老朽化や熟練工の高齢化、後継者不足等のため、故郷であり「毛布のまち」とも呼ばれる大阪・泉大津は厳しい状況だった。


そんな危機感と使命感から起業するも、設立1年目は社会的信用もなく、毛布を作る資金さえなかった。そこで大阪泉大津のいくつかの老舗の会社の方に協力していただき、シルクの毛布を大量に生産することができたものの、作っただけでは当然だめで、売り先を見つけるために奔走する毎日だった。


その後、よりよい睡眠を手に入れるためには何が必要かという原点に立ち返り、枕、掛け布団などの寝具も企画開発する。快眠に大事なのはやはり肌触り、気持ちいい布団で寝ることで睡眠五感、特に触覚が刺激され、リラックスして深い眠りにつくことができるという考えがある。


そのような中、とにかく気持ちいい掛け布団を作りたいと、企画開発したのが「とろけるふとん」だ。創業から約3年の構想、試作を繰り返した月日を経て誕生した。今も株式会社ディーブレスを支えてくれる代表的な寝具となっている。

素直に柔らかさを突き詰めて生まれた、とろけるふとん。

「とろけるふとん」の生地は、過去にかなり流行しながら、時の流れの中で眠っていた素材を再開発したもの。「埋もれているけど実はキラリと光るもの」を掘り起こし、価値あるものを再びお客様にお届けすることも、新たな開発と同じくらい、大切でやりがいのあることだと考えている。


「素直に柔らかいっていうのを突き止めていきたいというところから、この商品というのは始まっているんですよ」。そのように、同商品の企画開発も担っていた今井は振り返る。とにかく「にゅるにゅる」の柔らかさがありながら、へこたれない、ぺちゃんこになりすぎない。


そんな商品を実現するために最も重要な部分は、使われている素材だ。他ではできない、独自工法で開発をしている。さらに、生地も過去にかなり流行しながら、時の流れの中で眠っていた素材を再開発したものだ。埋もれているけど実はキラリと光るものを掘り起こし、価値ある形で再びお客様にお届けしている。



構想から3年がかかっていることもあり、「こんなに柔らかい素材は、作り手として非常に難しく、最初この素材を使って作るっていうのを聞いた時は『非常に大変苦労するな』という想いでした」と素材開発担当の柿田も振り返る。


「とろけるふとん」は何層にも重なるミルフィーユ構造を採用している。この実現も容易ではなく、とろける布団は柔らかい生地であるため、一枚一枚、人の手で裁断しなければならない。お客様も一番喜ぶと想像している生地や素材だからこそ、全従業員で惜しまず丁寧に切っている。


このように大切に作られている生地だが、お手本となったのが、赤ちゃんの産着だった。​​その記事の風合いをキルトをかけることによって、損なわないようにすることは難しい。一番自分の肌に沿うところへ使ってもらう商品として、羽毛布団とは全然違う役目を果たしてくれる。


素材から生地まで、徹底的に柔らかさを追い求め「とろけるふとん」は作られた。長い時間をかけて誕生した商品ということもあり、新たな時代を作っていけるという想いを胸に日々精進し届けることを繰り返している。

創業20周年を記念して作られたプラチナグレーの「とろけるふとん」

そんな想いのこもった商品から、2023年3月に新しい色が登場する。それはプラチナグレーの「とろけるふとん」だ。


創業から20周年という特別なタイミングだからこそ、さらにこだわった商品を届けたいという思いから生まれている。このプラチナグレーという「色」へのこだわりは今井が生まれ育った実家の影響が大きい。毛布の染色業を営んでいたこと、そして多くの方に届けることを考え、老若男女・インテリアを問わないものを20周年限定カラーとして選択した。



しっとりクレープに包まれているような感覚のとろけるふとん。


睡眠五感の触覚を刺激してリラックス、深い眠りに導いてくれる。生地には最大限にやわらかさを高めた「スムースキン®」を使用、センシティブスキンの方にも安心してお使いいただけるような、やわらかな肌触りが特徴だ。


中わた素材には、植物系再生繊維を原料とし、日本国内で唯一の超柔加工を施した「スピリオール®3DAir」を薄く引き伸ばし、ミルフィーユ状に何層にも重ねることでふわふわの空気層が生まれる。


とろけるふとんは、格別のやわらかさとなめらかさに特徴があり、快適な寝具に必要な「保温性」「吸湿性」「放湿性」「通気性」「肌沿い」といった性質をバランスよく備えている。


ぜひ、ふわぽかの暖かさと蒸れ感のない快適性、体にフィットする気持ちよさをご堪能ください。


20周年限定カラー「プラチナグレー」Makuake先行販売

商品紹介ページ:https://www.makuake.com/project/d-breath03/





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