移動が大変な子連れ旅行を楽しくしたい、子どもが乗れるキャリーケース「NORICCO」の開発ストーリー

株式会社優良國際は2014年に創業し、ファッション・生活雑貨の企画・製造・販売を行っている企業です。今回は、親子での移動が楽になるとSNSやメディアでも話題の商品「子どもが乗れるキッズキャリーNORICCO」について立ち上げ秘話をお伝えします。

NORICCO（ノリッコ）とは

親子旅をもっと楽しく快適にしたい。NORICCOはそんな思いから生まれたキャリーケースブランドです。親子での旅需要にお応えする商品として2019年に販売を開始し、2023年5月にはシリーズ累計販売台数45000台（※1）を突破しました。

子どもが乗れる実用的なキッズキャリーが市場になく、開発を決定

NORICCOシリーズは小さな子どもがいるママの発想から誕生しました。

子どもがいると旅行や帰省の際には移動するだけで大仕事。特に「自力で歩いてくれない」「抱っこしながらスーツケースを押さなければいけない」という状況も多く、悩みを解決してくれるような商品はないかと考えていました。

しかし当時、子供向けのキャリーケースで辿りつくのはおもちゃのような実用性に欠けるものばかり。そこで、子どもが楽しめるだけでなく、子育ての助けになるキャリーケースをコンセプトに『乗れるキッズキャリー』の企画・開発をスタートしました。

開発当時、弊社は全社員合わせて5人ほどの小さな会社でした。乗れるキャリーケースを企画したいとの提案に賛同は多く、撮影の際には子どもたちもキャリーケースを取り合うほどに気に入っていたことから、この商品は必ずヒットすると感じたそうです。

当時の撮影風景（社員の甥っ子・姪っ子が撮影に協力してくれました）

販売開始後に大きな反響。「#乗れるキャリー」というキーワードで定着

試し販売のために仕入れた在庫はすぐに完売し、売れ行きも好調。また、乗れるキッズキャリーはその利便性や目を引くデザインが話題を呼び、SNSやメディアで度々取り上げられるようになりました。

楽天やAmazonなどのECサイトでも「乗れるキャリー」が検索ワードとして使用されるようになり、ひとつのカテゴリーとして定着していきました。発売から4年を迎えた2023年1月からはブランド名とロゴを新たに『NORICCOシリーズ』として販売しています。

NORICCO（ノリッコ）というブランド名は、

「乗る」と「子」を組み合わせた言葉遊びからできています。

木馬みたいに楽しく乗って移動ができちゃうキャリケース

そんな木馬をイメージしたロゴもこだわりのひとつです。

コロナ禍を乗り越えて。ようやく見えた回復の兆し

販売当初は好調だった売れ行きも、2020年に新型コロナの影響が広がることで旅行需要と共に激減し、低迷の一途を辿りました。

親子での旅行に特化した商品である以上、コロナ禍の影響は避けられません。いつまで続くか分からず回復の見通しも立たない状況の中、キッズキャリーの販売は継続して行い、その裏で『Lafuture パネルヒーター』などのヒット商品を開発することで低迷期を乗り越えてきました。

ようやく変化が起こり始めたのは2022年6月頃。前年と比べてキッズキャリーの売上は約4倍にまで回復し、その後も全国旅行支援やコロナ5類移行が後押しとなり、右肩上がりに回復しています。

NORICCOの特徴

L字型の独特な形状で安全ベルト、足置き、ハンドルがついており、子どもを乗せたままスムーズに移動することができます。また、旅先で起こりがちな歩き疲れ、抱っこなどの問題を解消する他、待ち時間には椅子代わりに、迷子や飛び出し防止など幅広いシーンで活躍します。

通常のスタンダード形状に加え、他にも車のデザインを忠実に再現した"カータイプ"や、クッション付きで乗り心地にこだわった"プレミアムシートタイプ"などをご用意。用途や好みに合わせて自由にお選びいただけます。

１.お子さまのことを考えた安全設計

ハンドルで上半身のふらつきを抑制し、長さ可能な安全ベルトで体の中心を支えて固定。乗ることに特化したキャリーケースだからこそ、安全を考えてデザインされています。

２.実用性も大切に、たっぷり入る65L

スタンダード形状は約65L（親子の旅行で1泊2日分程度）カータイプ形状は約20Lの荷物が収納可能。真ん中にある仕切りとポケットで整理整頓も。

3.ダイヤルロック搭載

ボディには防犯のためダイヤルロックを搭載。パステルシリーズはダイヤルロック部分もベージュでまとめているため、淡い色合いがお好みの方におすすめです。

4.細部までこだわり品質

360°回転する2層構造のWタイヤで静音・安定・滑らかな走行を実現。

5.安心の耐久テストクリア済み

大切なお子さまが乗るものだからこそ、走行・落下・振動など様々な耐久テストをクリア。ボディには衝撃を吸収して逃がすため、硬すぎない＋しなやかな仕様になるよう作られています。

ご購入者さまからは実際に「移動が楽になった」「自分からご機嫌で乗ってくれた」などの嬉しいお声をいただいており、総レビュー件数は2023年6月時点で2000件を突破しました。また、お子さまだけでなくご両親にも喜んでもらえる商品のため、お孫さんや甥っ子・姪っ子さんへのプレゼントとしても多くお選びいただいています。

＜左：スイートリボン右：アニマルフォレスト＞

お子さまの「乗りたい！」を引き出すために

NORICCOにはビビット・パターン・カータイプなど約10種類のデザインがあり、今回新たに『パステル』『アニマルフォレスト』『ポリスパトカー』が加わることで16種類となりました。お子さまが喜ぶ、自分から乗りたくなってしまうデザインもコンセプトのひとつ。実際に「商品ページを見ながら一緒に選んだ」「子どもが自分で選んだものだからとても気に入っている」などのお声を多く頂戴しております。

【新発売】子どもが乗れるキャリーケース「NORICCO」から新モデルが登場！アイデア×デザインで笑顔が生まれる親子旅を

PR TIMES

流行を取り入れる、変わらないこだわりと挑戦心

デザインする上でのこだわりはなんでしょうか。2019年の発売当初からNORICCOを担当しているデザイナーに話を聞きました。

まず第一に子どもが好きなデザインか、わくわくするかという部分です。それに加えてパターンデザインは、男女ともに使える『キラキラスター』、可愛さを押し出した『スイートリボン』、遊び心もありクールな『ノリモノライド』と意識して幅をもたせています。

新発売のパステルはレビューにお寄せいただいた「シンプルな色合いが欲しい」とのご要望を取り入れ、ランドセルの流行なども参考に大人も子供も喜ぶカラーデザインに仕上げました。多くの方にご好評いただき、販売日から約2週間程度で販売台数1000台（※2）を突破しています。これからも流行やお客様のお声を取り入れつつ、機能面なども含めてアップデートすることで長く愛用していただけるブランドを目指します。