コロナ禍パニックから脱却!時流をとらえたマルシェ&クラウドファンディング
『千年続く企業をサポートする前向き起業家応援団』として2019年10月に設立した株式会社鶴と学び。
茨城県内を中心に、多彩な中小企業・小規模事業者のためのセミナーを開催していましたが、設立半年を立たずして新型コロナウイルスの影響で活動がストップ。予定していた東京でのマルシェも開催ができなくなりました。
まわりの事業者たちも客足が止まり、廃業を悩む声も聞こえてくるなか、「このまま歩みを止めてはいけない!行動しつづけなければ!」という想いから、有志をつのってオンラインマルシェを開催することを決めました。
クラウドファンディングを活用したこのマルシェでは、7月17日(金)に目標金額50万円を達成した後、引き続きネクストゴールを設けて、8月7日(金)まで支援を募っています。
『茨城まごころオンラインマルシェ』クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/261762?list=watched
出店者や商品を分かりやすく紹介したオリジナルサイト『つるまなタウン』
https://tsurutomanabi.com/tsurumana_town/
〈関連プレスリリースはこちら〉
困難の中から光を見出して活動しつづける、その原動力や秘訣について、マルシェのプロジェクトメンバーとして携わっているコトバ to デザイン徳光千春さんに話を伺いました。
リアルではなくオンラインでのマルシェ開催は、どんな苦労がありましたか?
マルシェと言うと、市場のような場所で色とりどりのお店が店舗を出して、そこにお客さまが集まって・・・と賑わいを感じられる場所が一般的です。
いまでこそ、コロナの影響でオンラインでのイベント開催が当たり前のようになりましたが、私たちが開催を決めた当初は『オンラインマルシェ』というのは耳慣れない言葉でした。
でも、Facebookなどインターネット上でお友だちを作ったり、ECサイトであらゆる商品が販売されている時代です。『マルシェ』がネットワーク上で開催されてもいいんじゃないかな?と考えて、リアルで会えなくても『マルシェ』はできる!と、出店者募集をスタートしました。
『マルシェ』は、会えなくても開催できる!という発想転換からの再始動
出店者さんを募集する段階で、マルシェの開催をお知らせすると同時に、オンラインでしかもクラウドファンディングを活用するという部分を分かりやすく説明する必要がありました。
集団で密になることはNGでしたので、説明会のような集まりを設けることもできません。まずはお一人お一人声をかけて、ご説明するところから始まりした。
まずは、メール、Messenger、LINEなどで文字でお伝えしながら、それでも伝わりきっていない部分はZOOMでライブ配信をして、そこで質問に答えるという形もとりました。
まさにオンラインを活用し尽くしたマルシェですね
そうなんです。今回のコロナの影響で残念なこともありましたが、オンラインの利便性を改めて体感して、収穫もたくさん得ることができました。
告知活動も、会った方にチラシを配るのではなく、インターネット上のメディアをフル活用しました。
とくにクラウドファンディングと連携したライブ配信システムを活用した部分は、新しい挑戦になったと思います。
クラウドファンディングと連携したライブ配信システムというのは、どういったものですか?どんな効果があるものですか?
今回はスタジオに、密にならないよう数店舗の出店者さんを招いてライブ配信しました。テレビショッピングのような感覚で、ナビゲーターの吉村千鶴子さんがお話を進めながら、出店者さんが商品について説明します。
ライブ配信はFacebookのネットワークを活用しましたので、リアルタイムでコメントを頂戴することができます。応援のメッセージだったり、商品に関する質問だったり、その都度お答えします。
そしてクラウドファンディングと連携しているというのは、まず、常に画面上部から現在の支援の状況が確認できます。
さらにライブ配信中に『茨城まごころオンラインマルシェ』の商品を誰かが購入してくださると、ライブ配信中にファンファーレが流れるんです!
このファンファーレが鳴ると、「盛り上がってる!」「私も鳴らしてみたい!」という感情が出てきて、出演者はもちろん視聴いただいている方も楽しんでいただけるんですよね。
今回のマルシェは『まごころマルシェ』ですので、リアルでは会えないけれど出店者とお客さまとの『まごころ』と『まごころ』のつながりを感じることができる時間にできたなぁと思います。
このライブ配信は、クラウドファンディングの最終日の8月7日金曜日の19時からも実施しますので、ぜひ多くの皆さんにご体感いただきたいです。
出店者さんやお客さまとのコミュニケーションがとっても温かいマルシェですね
はい。正直、コロナの影響でお仕事が成り立たない方も多かったので、目標にしていた出店者数を確保できるか不安でしたが、今回出店してくださった皆さんはマルシェのコンセプトに共感してくださり、快く出店を決断してくださりました。そのご決断に私たちプロジェクトメンバーも勇気づけられて、マルシェの告知活動を頑張ることができました。
お客さまからも、「こんな時期だけど頑張ってるね!元気もらったよ!」とメッセージいただいて、私たちも元気をいただいています。
本当にまごころあふれる皆さんにご協力いただいているマルシェです。クラウドファンディングのページのみならず、『つるまなタウン』という別サイトも立ち上げて告知していますので、ウィンドウショッピングをする感覚で見に来ていただいて、お気に入りの商品を見つけてご支援いただけると嬉しく思います。
出店者や商品を分かりやすく紹介したオリジナルサイト
『つるまなタウン』はコチラ↓
https://tsurutomanabi.com/tsurumana_town/
参考:『茨城まごころオンラインマルシェ 』in つるまなタウン
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