【コロナ禍の中でみせる埼玉の女性起業家の底力!】File4 codience 代表 大石懐子氏
ハーズプロジェクトのサポーターでもある埼玉県の女性起業家、codience 大石懐子氏のコロナ禍での苦悩、乗り越え方。
1. コロナウィルス流行での影響はありましたか?またコロナ対策やコロナ後の自社業の変化やコロナのマイナスをビジネスチャンスに変えるような事業展開をお考えでしたら、教えてください。
現在、埼玉県のインキュベーションセンターに入居しており、教室もそこで開講しているのですが、3月の緊急事態宣言により施設全体が休館となり、対面でのレッスンが出来なくなりました。そこで、レッスンを急遽オンラインに切り替えましたが、各家庭の環境整備不足やオンラインレッスンへの不安から、すぐに全ての子ども達がオンラインレッスンに切り替えられたわけではなく、休会者が多数出ました。
そこで、自粛期間中の保護者の悩みを解消すべく、子供たちと「オンライン朝活」を始めました。こちらは、子ども達とオンラインで繋がって、「勉強しても良し、本を読んでも良し、プログラミングをしても良し」という「もくもく会」のようものをやる機会で、自粛期間中の平日の午前1時間、毎日開催しました。外出のできない子ども達は、この朝活を唯一外部と接触できる場としても、毎日とっても楽しみに参加してくれました。また、子ども達の精神面の安定や生活リズムが整ったことで、保護者からも大変喜ばれました。
さらにこの「朝活」により、オンラインへの不安や環境などのハードルが低くなったことで、休会していた生徒がオンラインレッスンに戻ってきてくれました。
実は私にも、生徒たちと同じくらいの子どもがいますので、保護者が今困っていること、必要と感じていることがよく分かるんです。朝活には、もちろんうちの子どもも毎日楽しく参加していました(笑)。
宣言が開け、7月からは対面でのレッスンも再開しましたが、今後もオンラインレッスンのサービスも並行して行なっていきます。
オンラインレッスンを実施したことで、オンラインに向いている教科(コンテンツ)とそうでないものがわかりましたので、現在はオンライン向けのコンテンツの開発も進めています。
2. パワーの源はなんですか?
通ってくれている子どもたちの「楽しそうな声、キラキラ輝く瞳、前向きに取り組む姿勢」ですね。この子たちが将来、どんな活躍をしてくれるのかと思うと、本当に楽しみです!
それとやはり、自分を支えてくれる家族や従業員や協力者の存在です。私は本当に周りに恵まれてるなー、と日々感謝しかありません。
3. 座右の銘や経営上のモットーとその理由を教えてください。
「やればできる」です。当たり前ですが、やらなきゃできません(笑)。
人は、やればなんでもできると思っています。
4. これから起業しようと思っている女性に一言お願いします。
まずは「やってみる」ことだと思います。やりたいなと思っている人は世の中にたくさんいますが、それを実際に行動に移す人は限られるようです。やるかやらないかは自分にしか決められません。私は子ども達にいつも「失敗したっていいんだよ。またやり直せばいいんだから」と言います。成功している人たちも、少なからず誰もがたくさんの失敗を重ねて今があるんだと思います。
それから私は、他者からのリクエストやオファーも、喜んで引き受けるようにしています。何より、それを自分が一番楽しむことで、自分の力量では到底到達できないようなところに到達することができるからです。
自身の強みを活かして、まずは、その一歩を踏み出してみてください!
小中学生向けプログラミング体験教室を随時開催しています。
オンラインでの体験も実施しておりますので、日本全国どこからでも参加できます!
また今後は、多方面にわたる先輩方からアドバイスをいただきながら、法人化に向けて邁進していきたいと思います。これからも、ご支援よろしくお願いします!
【プロフィール】
Kids プログラミング & サイエンス教室
codience 代表 大石 懐子
大学卒業後、製薬会社にて創薬研究に従事。その後、子育てのブランクを経て、2016年よりウェスタ川越でサイエンス教室を開講。2017年4月codience(コーディエンス)設立。小・中学生を対象にプログラミングを始めとするSTEM教育を通じて「社会に貢献できる理系人材」の育成を行っている。
【codience(コーディエンス)ホームページ】
https://www.codience.net
・Saitama Sports Start-up 最高賞受賞(西武ライオンズ、大宮アルディージャと協業)
(受賞歴)
・第3回 Saitama Women Pitch アイエフラッシュ賞受賞
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