女子大生の"欲しい"を詰めこんだ「一日中過ごせるベッド」 昭和女子大学×生活雑貨サイトのコラボ企画第3弾
昭和女子大学の「現代ビジネス研究所」とスクロールR&Dが運営する「生活雑貨」のコラボプロジェクト「ひとりを楽しむプロジェクト」。
発足から3年目を迎える今年も、現役大学生のライフスタイルを存分に取り入れた新作インテリア企画を実現しました。
【プロジェクトの歩み】
主にひとり暮らしの方をターゲットとし、商品の企画・販売を行っているインテリアECサイト「生活雑貨」と、企業との協業取組み実績を多く持つ「昭和女子大学 現代ビジネス研究所」は、ひとり暮らしをしている方が本当に「ほしい」と思える商品を作るべく、2021年にタッグプロジェクト「ひとりを楽しむプロジェクト」を発足し、若い世代の生の声を取り入れた商品開発に踏み出しました。
1年目ではベッド下の収納力に特化したチェストベッドを開発し、販売を始めると一躍人気商品に。
2年目の企画ではひとり暮らしユーザーのリラックスタイムに焦点を当て、1人掛けソファ&オットマンと、ソファに座って使える昇降テーブルの2商品を開発しました。
そして3年目となる今年は、
ひとり暮らしの生活により密接な「必需品」をテーマに、
・ベッド
・シーツ
・カーテン
の過去最多となる3カテゴリーの商品を同時企画し、さらなるQOL向上を図りました。
さらに、今年は商品開発のみの協業ではなく、新たに学生チームを主軸に集客・販売施策を考案しました。
【学生チームで課題アイデア出し】
今年の企画の最初のステップは、例年のように昭和女子大学の教室から始まりました。
生活雑貨チーム(企業チーム)と現代ビジネス研究所のメンバー(学生チーム)が一堂に会し、取り組む商品の方向性を決めました。
ひとり暮らしの部屋のインテリアについて実際に生活で困っていることや想定される困りごとを現役大学生のリアルな視点と柔軟な発想力でアイデアを出し、その要因と課題について、メンバーで話し合いました。
<日常の中で感じている課題>
- ベッド
→過ごす時間が長く、スマホ・PC使用等、睡眠以外の用途にも長けた仕様が欲しい。
- 寝具
→生理による汚れがストレス。それによる突発的な洗濯がさらに負担増。
- カーテン
→取り付け位置が高くサイズも大きい為、取り外しと洗濯の手間がかかる。
【アンケート調査で検証・テーマ設定】
学生チームの話し合いから浮かび上がってきた仮説を検証し、より確かな情報にするために、アンケート調査を実施。学生チームが主体となって動き、学内外の同世代のべ250名からの回答を募りました。
アンケート調査を基に、アイデア出しで用意した仮説の検証を行い、今年度開発する商品のテーマを以下のように決めました。
- スマホ生活を満喫できる睡眠以外でも便利な「1日中過ごせる収納ベッド」
- 洗濯ストレスを軽減する「生理による汚れを防ぐサニタリーオーバーシーツ」
- 取り外しの手間とサイズの不安が減る「長さ調整できる脱着簡単なカーテン」
【市場調査と仕様作成】
ここまでで得た情報を基に、企画する商品の構想を検討。市場調査を実施し本企画の商品で叶えたいことと、そのための商品仕様を考案しました。
【仕様決定。サンプル作成へ】
前工程で考案した商品仕様をスクロールR&Dの関係工場、取引会社へ提示し、具体的な仕様・構造を詰め、商品として具現化。完成イメージをすり合わせながら、デザイン等の詳細も決定しました。
【サンプル確認会】
話し合いから決まったデザインで実際の商品サンプルを作成。工場から届いたサンプルを学生チーム・企業チーム両者で確認し、使用シーンを想定しながら実際に触ることでより細かい仕様のアイデア・修正点が固まり、最終仕様を決定しました。
【販売ページアイデア出し】
「ひとりを楽しむプロジェクト」において、過去2年間は商品のコンセプトや仕様をつくっていく”開発”を共同で行っていましたが、共同企画3年目となる今年は、開発された商品の”販売”に関しても、学生チームとタッグでの進行となりました。
アイデアを出し、商品を具現化し、実際にお店(ECサイト)に掲載しお客様にご購入いただく、その一連の流れを実際に体感します。
そのための足掛けとして、生活雑貨の商品ページを分析し、ブラッシュアップ案を作成。本企画の拡散の為のSNSプロモーションの計画も考案し、販売までの道筋を立てました。
【商品完成・ビジュアル撮影】
図面上での話し合いやサンプル確認会を経て、学生チーム・企業チーム双方のこだわりを実現した商品がついに完成。都内の撮影スタジオにて、企画商品のビジュアル作成を実施しました。
「ひとりを楽しむプロジェクト」のターゲットへ訴求するため、ひとり暮らしの部屋を想定したセットを設営し、学生チームのメンバーをモデルに起用して撮影。
この企画商品の魅力を引き出すビジュアルが完成しました。
●一日中過ごせる収納ベッド
ヘッドボードの多機能化を追求し、小さな化粧品や雑貨を収納できる扉付き収納と、下部にはPCやタブレットを充電しながら収納できる大型収納スペースを確保。上部の扉は開くとテーブルとして機能し、動画視聴やPC作業をしながら飲むドリンクを置いたり、鏡を置いてメイクアップをすることも可能です。
ベッド下には引き出し2杯+すのこ下にも収納が出来る、安心の収納力。
[販売予定価格]
フレームのみ:34,980円(税込)
マットレスセット:44,990円(税込)
●生理による汚れを防ぐサニタリーオーバーシーツ
生理による突発的な汚れからシーツやマットレスを守るオーバーシーツ。
置くだけで設置は完了。ワイドサイズなのでマットレスとフレームの間に挟み込むこともできる為、裏面の滑り止めとのW効果で就寝中のズレを防ぎます。
機能的かつインテリアコーディネートも楽しめる、グレー、ブラウン、アイボリーの3色展開。
商品サイズ:145×100cm
[販売予定価格]
1,980円(税込)
●長さ調整できる脱着簡単なカーテン
[2024年3月下旬発売予定]
「カーテンレールが高すぎて外せない」「大きくて洗濯が大変」という声にお応えした、低い位置で脱着が出来るカーテン。切り替えし位置のフックで高さ調節ができる為、複数の窓枠サイズに対応します。
[販売予定価格]
7,980円(税込)
【プロジェクトメンバーのコメント】
私たちのアイディアが、次々と商品に取り込まれていくことにやりがいを感じました。このプロジェクトでは学生という立場を活かし、「自分ならどのような商品が欲しいか」「自分ならどう使うか」という目線から商品を開発しています。
私たちの「欲しい」が詰まったインテリアは、多くの人にとっても需要の高い商品であるはずです。たくさんの人にこの商品が届き、毎日の生活をより良いものにできることを願っています。
(ビジネスデザイン学科 3年 プロジェクトリーダー 友成希和)
「一人暮らしの女性が本当に欲しい機能やデザインはなんなのか」を知るために、大学生ならではの目線からさまざまなアプローチをしながら家具開発の楽しさを知ることができたとともに、商品をよりブラッシュアップするために何度も細かいところまで改善していく商品の開発の大変さを知ることができ、とても貴重な経験をさせていただくことができました。
一人暮らしのポテンシャルを最大限に引き出してくれる魅力的な家具ばかりなので、ぜひたくさんの方に使っていただけたらと思います!
(会計ファイナンス学科 3年 プロジェクトサブリーダー 大垣華琳)
ターゲットである一人暮らしの女性・女子大生の意見や悩みが、一つの商品として形になったことをとても嬉しく感じています。生地の厚さや触り心地など、学生自身がターゲットの一人として積極的に意見を出したこと、アンケートを通じて多くの女性の声を聞いたことが魅力的な開発に繋がったと感じています。
昨年度よりも学生が多くの意見を出し、さまざまな場で活動をアピールする場があり、開発から宣伝に至るまで多くの経験を積むことができました。
(会計ファイナンス学科 4年 2022年プロジェクトリーダー 金井日那)
「ひとり暮らしの女性」をターゲットに活動するなかで、商品開発をするためにはターゲットを絞ることが重要だと学びました。
普段悩まないような点も、自身がひとり暮らしの目線に立ったり、実際にアンケート調査をしたりすることで新しい悩みに気づき、その解決のための魅力的な商品ができることが面白く感じました。このことは社会に出るうえでも必要な考え方だと思います。
このような学びができるプロジェクトに参加することができてよかったと感じています。
(国際学科 3年 カーテンチームリーダー 中村玲季)
日常生活のなかで、些細な悩みや不便に感じていることに着目し、改善するためにはどうしたら良いか試行錯誤しました。私たちの意見が実際に商品という形になったことに喜びを感じました。
また、現代の主流であるスマートフォンやPCをベッド上で困らずに使用できるという点は、最大の魅力になったのではないかと思います。
この商品が一人暮らしの女性だけでなく、多くの人の手に渡ると嬉しく思います。
(会計ファイナンス学科 3年 ベッドチームリーダー 岡田穂香)
ひとり暮らしの女性向けに商品開発をするにあたり、人々のニーズを解決できる実用的なアイデアを提案するのに苦戦しました。女子大生である私たちだからこそ持っている視点を活かしたアイデアを考えました。そのアイデアが実際に形となり、商品として展開されていく過程は大きなやりがいを感じられました。この商品が多くの女性の悩みを解決してくれると嬉しいです。
(会計ファイナンス学科 3年 寝具チームリーダー 尾崎光)
学生のうちから商品開発からマーケティングまで行うことは珍しく、貴重な体験をすることが出来ました。中でも実際に自分の意見が反映され家具になるという不思議な体験が印象に残っています。
また、ひとり暮らしをしている側としての意見を伝え、「ひとり暮らしの女性」というターゲットに向けた家具を作ることができたのではないかと思います。多くの人の手に取っていただき、私たちの家具で笑顔になってもらえたら、とても嬉しいです。
(会計ファイナンス学科 3年 カーテンチーム 増田楓華)
私たち女子大学生の声を取り入れた家具開発は、綿密なアンケート調査や提案を通じて、本当に意義深い商品を生み出せたと感じています。女性が住みやすい暮らしとは何かを考え、ライフスタイルやニーズを考慮し商品化したので、多くの方が安心して快適に生活できる空間を提供できたら嬉しいです。
(会計ファイナンス学科 3年 カーテンチーム 緒方瑠奈)
今年度から初めてこのプロジェクトに参加し、家具開発がたくさんの努力によって成り立っていることを知りました。
多くの学びを得ましたが、特にターゲットのニーズを的確に把握することが肝心だと感じました。人々の悩みや不満の本質を見極め、その要素を整理して理解することこそが、願いを叶える理想の家具づくりの第一歩であり必要不可欠なステップなのだと思います。その願いをどう実現させるかを考えるのは簡単なことではありませんが、とてもやりがいを感じます。私たちが考えた商品が多くの人に届き、喜んでいただけたら嬉しいなと思います。
(心理学科 2年 ベッドチーム 河井美結)
「ひとり暮らしの女性」に向けた商品開発を行うなかで、アンケート作成では普段の買い物で自分がどのような部分を気にして買っているのか考えて作成することで、より密着したアンケート調査、また、需要の把握をすることができたと感じています。
作成したアンケートから求められている要素を見つけ、形になっていくことにとてもやりがいを感じました。
この製品をより多くの方に知ってもらい、快適な生活に繋がることができると嬉しいです。
(2年 寝具チーム 山田栞)
【昭和女子大学 現代ビジネス研究所】
現代ビジネス研究所は、大学と企業・地域が連携して多様な協働環境を創出し、これまでの大学にはない革新的な教育・研究活動を行う拠点です。研究所には公募で選ばれた企業・行政機関・NPO等で多様な実務経験を持つ社会人が研究員として所属し、それぞれの経験、知見を基に自らの研究テーマを深めつつ、学生の実践的な研究を支援します。
学生は現実の社会やビジネスの課題を解決するなかで、課題解決力やコミュニケーション力を磨きながら、企業や地域に学生のフレッシュな感性や発想力を提供するという、新しいコンセプトの研究所です。
【生活雑貨】
生活雑貨は、家具・インテリアの仕入・開発・販売を行うECサイト。
「ひとり暮らしの人のお悩みやわがままに耳をすませた、お客様目線のお店」を実現するためにお客様の声を取り入れ、本当にほしいと思える商品を開発する新プロジェクト”みんテリア”プロジェクトが始動し、現代ビジネス研究所との取り組みも強化。
https://www.seikatsuzacca.com/
【会社概要】
株式会社スクロールR&D
〒140-0002
東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー
TEL:03-4326-3214
ホームページ:https://www.scroll-rd.jp/
ショップURL:https://www.seikatsuzacca.com/
【お問い合わせ】
本件お問い合わせはスクロールR&D 生活雑貨
渡邉・大井まで
tatsuya-watanabe@scroll.co.jp
akiko-ooi@scroll.co.jp
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