「人生って意外と 捨てたもんじゃないよ。」
同じ日に裁判を受けた人は20人位居た。
今の世の中、自己破産する人って多いんだなとびっくりしたと同時に
自分だけじゃないんだという安心感を持った。
裁判は一人2分位で終わった。
名前の確認と裁判所に提出した書類と現状に
相違が無いかの確認。
そして裁判から
「自己破産を認める」
みたいな判決?を言い渡されて終了。
これで借金が無くなった。
これからは真っ当に生きて行こうと誓った。
自己破産した事で借金を返済して貰えない人が居るのは事実だから。
消費者ローン会社はともかく、知人にも借金をしていたので、
後に少しずつではあるが返済をしている。
これがオレに出来る償いだと思ったから。
これが自己破産をした記録です。
もう二度と同じ繰り返しだけはしないと思う。
したくない。
そして迷惑を掛けた人達にちゃんと償いをしたい。
これが責任だと思うから。
③大切な命を奪ったから
心は男なのに、妊娠して人工中絶した経験があるんだ。
① 長女の責任
オレは3人兄弟の一番上として生まれた。
3歳下の妹と11歳下の弟の3人兄弟である。
25歳を過ぎた頃から両親に
「早く結婚して孫の顔を見せてよ」
と言われる様になった。
そもそも恋愛対象が女の子なオレは男とは恋愛なんてできるはずがない。
でも、変に責任感が強かったから自分の気持ちは心の奥にしまい込み、
男性と付き合う決断をした。
たまたま、ボーイッシュ好きな男が現れ、付き合いをスタートした。
優しくてスゲーいい奴だったけど、恋愛感情なんてもてるはずもない。
だってオレ男だもん。
②妊娠
一緒に居る時間は友達と過ごしてる感覚で楽しかった。
でもSEXとなると柄にもなくビクビクしてた。
そりゃ一つ屋根の下、男と身体が女である
2人が一緒のベットで寝てたら求められるよね。
夜の営み的な事。
健康な男子なら当たり前だと思う。
頭では分かっていても心が男だから、
嫌で嫌で頭狂いそうになった。
それでも両親の為に耐えるしかない。
そんな状態だから気持ちいいはずもなく、
ただただ受け身に徹底し、早く終われと思ってた。
終わった後は毎回マジ泣きそうだったよ。
だってオレ男だもん。
男となんてエッチしたい訳がない。
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