やついフェスティバル2015 2日目 レポート 感想 ~『僕の(フェス)童貞を奪ったのは、やついいちろうでした。』6月21日(日)編~

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後ろから、本当に走ってくる人がいたので、

「This is running man.」

と言うとジョーンは、呆れていた。

 帰りの電車でも、話は尽きなかった。

コートニーのお兄ちゃんは、アメリカンフットボールの

ヘルメットを集めていて、コートニーは、辟易している。

とうんざりしながら言っていた。

 自分は、「I have many books. Books OK?」と、

お伺いを立てたが、ジョーンが、「It’s OK!!」と言ってくれた。

 電車を出て、京王プラザホテルまでの道程が長い。

ジョーンは、喘息なのに、階段を使わせて、申し訳なかった。

お別れの時。

思えば、夢みたいな3日間だった。

奇跡的に19日から21日まで東京にお互い居て、

渋谷と新宿というすぐの距離感。

お互い、やついフェスと秋葉原。

こんなにも、充実した3日間はなかった。

 「See you next again. Someday is never!」

いつかまた会おう!いつかは、永遠にない。だけどね!

そう言うと、

 「Maybe!」

 と、答えてくれた。

多分、たぶん会えるよ!と、言ってくれた。

 多分、これから、ずっと、長い付き合いになってくると思う。

自分とコートニーは、不思議な縁で結ばれている。

そこには、恋愛感情じゃなくて、本当に純粋な友情関係。

国を超えた。髪の毛の色、眼の色、人種を超えた友情がある。

 離れるのが惜しい。

エレベーターが到着しても、3人でハグをしていた。

 「Have a nice trip!!!!I glad miss you!」

(良き旅を!ほんとうに嬉しくて、離れるのが惜しいよ!!)

コートニーも、コートニーのおばあちゃんも、

もちろん自分も同じ気持ちだった。

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