あの日のまま・・story 3

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著者: Rie Akiyama

5月2日

あの日の朝、「行ってきまーす」といったままのそのままの部屋

片づけすら出来たない

身体が動かない

やるべきこと、おトイレ洗濯は何とか出来ている

他のことはしたくない

さっき冷蔵庫を開けてしまった・・・失敗

中にはmのヨーグルト、ゼリー・・・mのものがそのまま

「今度来たら食べるから絶対捨てないでよ!!」って言ってた

愛おしくて、それもこれも愛おしくて捨てられない

開けなければ良かった冷蔵庫

 

mとの日々を思いだしている中できっとって思うことが沢山ある

mは過酷な環境から逃げれたはずだったと思う

どういう意味かって?

奥さん、私に挟まれ答えを半年で出さなくてはいけない危機的状況でもここに毎日帰ってきていた

私がめんどくさく、荷物持って出で行けばすむ話だったのに

mはいつも帰ってきた・・私のところへ

本当に私を選んで共に生きていこうと決めてくれていたんだと

ただ今更、奥さんのほうへどうやって関係を切るかをとても悩んでいたんだと思う

こんな風に考えないとやりきれない・・・

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苦しい・・story4