中小・中堅企業の経営ニーズにマッチしたオンライン人材育成サービス「i・PLACE」。中国古典を取り入れた開発者のその想いに迫る
「i・PLACE(アイプレイス)」は、株式会社アイパートナーが提供するオンラインと対面のハイブリッド型人材育成プログラムです。代表である三村邦久の経営コンサルティング歴35年の経験から生まれた信頼されるリーダーに必要なスキルと人間性を身に付けるためのエッセンスを集約したものです。難しいと思われている中国古典も10分の動画でいつでもどこでも気軽に学ぶことができます。
「i・PLACE(アイプレイス)」は、2024年1月でサービス開始3周年を迎えます。
i・PLACEは、孔子の論語、孫子の兵法、老子を含む中国古典の智恵を取り入れた人材育成プログラムで、企業や組織の成長に必要なリーダーシップの向上、人の持ち味の活用、戦略的思考の強化などの知識とスキルを養成します。
オンラインプラットフォームを活用することで、24時間世界中のどこからでも参加が可能となり、成長意欲の高い経営者、管理職、そして次世代のリーダーが共に学び合える場を提供しています。
経営コンサルティング歴35年の経験と中国古典から生まれた発想
i・PLACEを開発した株式会社アイパートナー代表である三村邦久は、27歳で中小企業診断士の資格を取得し経営コンサルタントの道に飛び込みました。主なクライアントである中小・中堅企業の大半はオーナー経営者で、欧米の流行の経営理論より実践的なノウハウを求めます。また、中小中堅企業は大手企業のようなブランド力や組織力もなく、経営者の人間力によって成り立っていると言っても過言ではありません。
三村自身も2001年1月に39歳で創業し、七転八倒しながら事業を営んできました。2008年のリーマンショックの際にはクライアント共々厳しい状況に置かれ、マインドのリセット、苦境を乗り越える強い心が求められました。その時に藁にも縋る思いで学んだのが中国古典で、以来「背中を押してくれるメンター」となっています。
きっかけはコロナによるサービス提供方法の転換
2020年春頃コロナ禍で対面でのコンサルティングや研修の実施が難しくなり、サービスの提供方法の転換を求められました。知人の助言もあり動画制作とオンラインでの視聴サービスの構築に着手し、2021年1月よりサービスの提供を開始しました。
eラーニングが脚光を浴びる中、i・PLACEは逆張りの戦略で、他のサービスのように流行のコンテンツや数の多さを追わず、受講者が生涯使えるコンテンツを厳選しました。「ここさえ抑えていけば大丈夫!」と胸を張れるオールインワンのコンテンツ作りを目指しました。
特に、三村自身が中国古典の教えに支えられ苦境を乗り越え、胸を張って仕事が出来るようになった経験をベースにしました。常々自分以外にも中国古典が役立つ人が世の中には大勢おられるはずです。今まで中国古典に接することがなかった人にも広く知ってもらいたいと思っています。
スモールスタートできるビジネスモデルの創造
オンラインと一言で言っても様々な形態がありますが、当初は一般的な対面型研修をオンラインで行う方式を考えました。この方式はスクリーンから受講者に講義を行い、演習の指示をするというものです。これでは講師と受講者が分断され、受講者に密着した指導ができず研修効果が半減します。また、これまでの研修同様に講師の話を繰り返し聞くことができないという問題が残ります。そこで、これまでの研修スタイルを捨てて、いつでもどこでも手軽に繰り返し学べる様に、オンデマンド方式で視聴可能な動画を作ることしました。
また動画収録や編集も専門家を使うと時間とコストが多大になり、スモールビジネスとしてスタートさせることが難しくなります。そこでITに詳しい知人の力を借りて、動画収録用の機器や録画ソフト、eラーニング専用クラウドシステムの選定など、試行錯誤を繰り返し独自のオンラインモデルを作り上げました。
温故知新・和魂洋才の教育コンテンツ
巷には掃いて捨てるほど、オンラインの教育コンテンツがあります。同じ土俵に上がっても勝ち目はありません。そこで流行を追うのではなく三村が10年以上学び続けている中国古典を題材にした10分動画を作ることからスタートしました。
中国古典というと難しいとか古臭いとか思っている人も少なくありませんが、紀元前221年に秦の始皇帝が中国を統一するまで約500年に渡る春秋戦国時代に生まれた思想哲学の体系です。人心を纏め強い国を作るためのリーダーのあり方を説いたものです。江戸から明治への大きな時代の変革期を主導した幕末の志士たちの精神力を養ったのは四書五経と言われる中国古典でした。中国古典は時代を超えても役立つ普遍的な真理を説いたリーダーの教科書なのです。
リーダーシップのベースとなる人間性や人格を磨くには中国古典が有効です。加えて、視野を広げ人間的魅力を生み出す教養(リベラルアーツ)を身につけるために、株式会社情報工場様と提携し、書籍ダイジェストサービス・セレンディップを取り入れました。最新の書籍情報と中国古典とで温故知新の学びの場を整えました。
更に、リーダーに必要な信頼やコミュニケーションスキルの習得、論ビジネス理的な問題解決や戦略構築力の習得、人の持ち味を引き出す方法など、欧米の手法も取り入れた和魂要塞の教育コンテンツを整えました。
質の高い研修を可能にしたオンラインと対面式のハイブリッド型教育モデル
オンライン(オンデマンド型)の教材は、いつでもどこでも自由に学べることが最大のメリットではありますが、知識を修得したり、中国古典を読み自己啓発をすることには適しています。しかし、仕事に必要不可欠な実践スキルは、実際にやってみて試行錯誤を繰り返しながら身につけていく必要があります。また、他の人の意見を聞いたり討議するプロセスを通じて、気づきを得たり刺激を受けて発憤し成長が加速されます。これは従来の対面方式の研修に勝るものはありません。
そこで、i・PLACEでは知識の習得と自己啓発はオンラインで、対面のワークショップ型研修では、実践トレーニングを通じて頭と体の両方で学んでいきます。
i・PLACEのオンラインコンテンツを使ったワークショップ型研修は現管理職若手リーダーを対象にした「リーダー研修」と次の時代の経営幹部を養成する「経営リーダー研修」の二本柱をつくりました。
(1)若手リーダー研修
i・PLACEリーダー(動画12編)を教材とし、リーダーの基礎を学びスキルを磨くことに焦点を当てた3回から6回の継続型の研修です。
(2)経営リーダー研修
i・PLACE上級(リーダー、論理、持ち味の動画12編)を教材とし、経営者脳の開発、会社のビジョンと戦略を作り、リーダーシップのグレードアップに焦点を当てた6回から10回の継続型の研修です。管理者から脱却して本物のリーダーへの転換を促し、次世代を担う経営チームを養成していきます。
経営ニーズに合わせてサービス提供が可能
我々がどんな思いを持っていたとしても、その真意を理解して貰ったり、どんな効果が期待できるかを理解してもらうことはそう簡単ではありません。そこで経営者の願望や会社の抱えている問題を理解した上でご提案していきました。
経営陣や管理職の人間力を高めたいとの問題意識を持たれた会社は、中国古典の動画に興味を持たれi・PLACEを採用してくださいました。
「人材の育つ魅力ある会社づくり」を経営戦略に掲げ、人手不足に負けない会社を作りたいとの思いを持たれている会社には、i・PLACEを使った若手リーダー研修を導入いただきました。
企業文化の変革という課題を持たれた会社では、企業文化変革のコンサルティングに続き、持続的な人材育成を経営方針に掲げi・PLACEを使った「リーダー研修」と「経営リーダー研修」を採用して頂きました。
i・PLACEはコンパクトながら普遍的な原理原則を押さえた内容になっているので、それぞれの会社の経営ニーズに合った形でご利用頂ければと考えています。
中小・中堅企業にマッチした教育システムだからこそ成果が出る
オンラインでの学習や対面での研修は、会社の成長から見ると点の活動に過ぎません。
点を線に線を面にし、持続的に会社を成長させていく工夫が必要です。そのために、研修では一気に詰め込まず、テーマを区切ってインターバル方式で一つ一つマスターしていきます。そして研修の冒頭で学びの実践状況の振り返りを行います。研修受講者は職場での実践状況を定期的に報告することで、刺激し合い良いやり方を横展開していきます。
二期以降の研修でのファシリテーターは管理職と一期生が務めるなど、学ぶ側から教える側に回ることで更に成長を促していきます。また、エンゲージメントや心理的安全性に関する職場の健康診断を定期的に実施し、リーダーシップや職場の成長度を測定し、学びの効果を把握できるようにしました。
このような組織ぐるみの取り組みは、社員数が少ない中小・中堅企業であるからこそ実現できるのです。
アンケート結果から見えるサービス評価の高さ
これまでご利用頂いた方にアンケートをお願いし、i・PLACE利用による効果についてお聞きしました。代表的な回答をご紹介します。
質問1「ご利用者の組織での階層は?」
回答1「経営層から一般社員層まで、20代から60代まで」
質問2「ご利用の効果は?」
回答2「視野が広がり、意識が変わり、行動が変わる」
質問3「i・PLACEの持ち味は?』
回答3「いつでもどこでも、10分で学べる」
質問4「これから学ぶ人へのメッセージは?」
回答4-1「スキルだけでなく、人間力を高めることができるeラーニングは他にはなかなか無いと思います」
回答4-2「中国古典を教材として扱われており、ストーリー仕立てになっているので、リラックスして受講出来ました。いつの時代にも普遍的に求められるリーダーに必要な資質、姿勢を学べました。リーダーに必要な資質、姿勢が学べます」
回答4-3「学びながら実施し振り返ってみると言うサイクルが出来る。大人になって学ぶ楽しさを覚えました」
i・PLACEが目指すこれからの取り組み
中国古典を学び続けて最近わかってきたことは、中国古典の根底には幸福(Well-being)の哲学が流れているということです。論語の冒頭文「学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや。」には、学び成長する喜び、同志と語らう楽しさ、移ろいやすい人の評価に右往左往しない泰然自若とした立派な人物の有り様が表現されています。
人間性(徳)を高め立派な人間を目指すことで、いい人間関係を作り、いい仕事、いい人生を手に入れることができる。そして仲間の笑顔のために働くからこそ素晴らしいリーダーシップが発揮できる。中国古典はこんな幸福を追求する思想哲学であるからこそ、2000年を超える永い年月を経ても読み続けられているのだと思います。
温故知新・和魂洋才の学びの場を活用頂いて、一人でも多くの人が胸を張って堂々と仕事に取り組めるようになればこんな嬉しいことはありません。
【商品情報・プロジェクト情報URL】
i・PLACE 概要 https://www.i-partner.co.jp/iplace.html
中国古典は私のメンター https://www.i-partner.co.jp/news_45.html
導入事例・ご利用者の声 https://www.i-partner.co.jp/iplace_ex.html
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