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ストーリーの著者は、読者でもあります

ポストコロナ時代に必要な「言語化」と「仕事化」力。代表がIT畑から言語化のスペシャリストに転身後、企業とフリーランスを結ぶサービスを立ち上げるまでのストーリー

著者: Harmonic Society株式会社

コロナ禍は私たちの働き方を一変させました。

ポストコロナ時代の働き方の特徴は主に3点あります。


  • リモートワークの普及→副業・フリーランス人材の増加
  • SaaSの導入などオンラインでの仕事環境が整う→どこにいても働ける
  • 生成AIの台頭→ホワイトカラーの仕事が変わる


働き方が変化するなら、私たちも働き方に対して新しいマインドとスキルセットを柔軟に獲得する必要があります。生き残るのは、恐竜ではなくカメレオンです。では具体的にどのようなマインドやスキルセットが求められるのでしょうか?


私は、「言語化(言葉に落とす)」と「仕事化(仕事をつくる)」の力が非常に重要だと考えています。


理由は後述しますが、その仮説に基づきHarmonic Societyでは、「Gengoka」と「Shigotoka」というふたつのサービスを提供します。このストーリーでは両サービスが生まれた背景とポストコロナ時代を生き抜く知恵を、代表の師田が語ります。

未経験でライターになり、言語化のスペシャリストになろうと決心

Harmonic Society株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役兼CEO:師田賢人)では、Gengokaというコンテンツ・マーケティングのサービスを展開しています。文字通り、企業の強みや魅力を言語化してコンテンツにし、ユーザーへ届けるご支援です。


もともと、私はITやテクノロジー畑の人間でした。しかしあるとき、デザイン思考の本を読んでいてひとつの気づきを得ます。それは技術は「課題」を解決する手段のひとつであり、目的になり得ないということです。


そもそも多くのITプロジェクトが失敗するのは、課題を言語化(言葉に落とす)しないまま、技術を目的にしてしまうからです。かくして私は、ITコンサルタントとエンジニアのキャリアから、未経験でライターになり、言語化のスペシャリストになろうと決心しました。

多くの経営者からいただいたお声で、キャリアチェンジの道を確信

フリーランスのライターを約8年間経験して、200名以上の経営者に取材をしました。そこでよくいただく声は、「あなたと話をしてはじめて自社の課題を言葉にできた気がする」というものです。ソクラテスが対話を重視したように、取材を通じて曖昧だったことが明確になるのです。


キャリアチェンジは間違ってなかったと気づいた私は、より多くの企業の課題を言語化で解決するために、法人化しGengokaというサービスをローンチしました。Gengokaについては、下記リリースをご参照ください。

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フリーランスが仕事を獲得できない理由「仕事化する力の弱さ」

コロナ禍によって私たちの働き方は多様化しました。どこにいてもオンラインで働ける環境が整い、副業・フリーランスを選択する人がみなさんの身近にも増えたのではないでしょうか?


しかしフリーランスを続けられるのはごくわずか。中小企業庁のデータによると、全体の約4割弱が1年以内に、およそ6割が3年以内に廃業を選択。10年生き残るのは全体の1割程度です。


なぜ、フリーランスの継続率はここまで低いのでしょうか? 私がたくさんのフリーランスの方と接して感じるのは、ほとんどの人が安定して仕事を獲得できずに、フリーランスを諦めているということです。


ではどうして、仕事を獲得できないのか? その理由は、事業の内容が悪いというよりも営業力と交渉力、提案力が足りない、すなわち「仕事化」する力が弱いことにあります。

そもそもフリーランスが増加する中、仕事ができるのは当たり前です。例えば、デザイナーならいいデザインが作れるのは当然であり、プラスαで付加価値をつけないと差別化できません。


そのプラスαとして大きいのが「仕事化」する力です。したがって、座学を受けて専門スキルを身につけるだけでは不十分ということです。


しかしながら、「仕事化」する力を養うサービスは世の中にあまり存在しない。そこで私は、ワンツーマンのコーチングを通じて仕事を獲得する能力を開花させるサービスである「Shigotoka」を立ち上げました。Shigotokaの詳細については下記リリースをご覧ください。

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立ちふさがったPMF(プロダクト・マーケット・フィット)の壁、試行錯誤を重ねて軌道へ

GengokaもShigotokaもサービスのコンセプト開発にそれほど苦労はありませんでした。フリーランスのライターでの経験を通じて、市場において何が課題でどう解決すべきかは常に考えていたため、頭の中のアイデアを基に組み立てるだけでよかったからです。


ところがサービスのローンチ当初はなかなかお問い合わせが来ず、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)に苦労しました。今考えると、GengokaもShigotokaもサービスの範囲(スコープ)が広く、「結局、何のサービスなの?」という疑問に対して、一言で答えることができずにいたのです。


そのため、サービスの範囲を経験・実績ともに豊富な「ライティング」に絞ることで、ライティングの会社というブランド認知・認識を醸成し、得意領域で確実に成果を出すことで信頼を勝ち取り、アップセルを目指すという方針に舵を切りました。


これが功を奏し、ライティングを中心に多くの顧客に価値を提供し、サービスを軌道に乗せることができました。改めて感じたのは、仮説検証のPDCAを高速で回してサービスを改善していくことの大切さです。PMFするにはこうするべきという正解がないので、小さな失敗を重ねながら少しずつ学んでいくしかないのです。

「Gengoka」で獲得した案件に「Shigotoka」のクリエイターをアサイン、相乗効果を狙う

GengokaがtoB(法人)向けであるのに対して、ShigotokaはtoC(個人)向けです。Harmonic Societyでは、これらふたつの相乗効果を狙っています(下図参照)。


要するに、Gengokaで獲得した案件にShigotokaのクリエイターをアサインして、Harmonic Societyが案件の進行をサポートするという体制です。


企業のメリットとしては、

  • 駆け出しクリエイターをアサインするため安価に発注できる
  • Harmonic Societyが品質管理をするためクオリティを担保できる
  • Harmonic Societyが間に入るためコミュニケーションが円滑にできる

ことがあります


クリエイターのメリットとしては、

  • 自分の専門スキルを実践で向上できる
  • コーチングで営業力や交渉力、提案力を磨ける
  • 案件の獲得につながる実績をつくることができる

ことが挙げられます。


ここまで述べてきたように、ポストコロナ時代には「言語化」と「仕事化」の力が非常に重要です。Harmonic Societyが提供するGengokaとShigotokaにご興味がある方はお気軽にご連絡ください。

Harmonic Societyが目指す、新しい未来の形

Harmonic Societyの社名は、「今の社会には調和が必要」と私が感じたことが由来です。


社会調和を実現するにはテクノロジーにより引き起こされるパラダイムシフトにどう人々が適応できるかという視点が肝要になります。ここで詳しくは語りませんが、大きく分けて以下の3つの切り口が必要だと考えています。


  • 優しいDXの推進
  • AIとの共存・共創
  • ポストWeb3.0


これとは別に、今の日本は急激な円安と賃金の低さで本当に貧しくなったと感じています。出生率も伸びず、これからの社会に悲観的な人も多いでしょう。特に、まだ社会に出ていない学生が一種の諦念を抱えて日々を過ごしているのではと感じています。


そこで、学生に希望を与えるためにキラキラした起業家の生き方を集めて冊子にしようというクラウドファンディングの企画にCAMPFIREで挑戦しています(2024年7月31日まで)。学生たちと起業家の接点をつくることで、働くことへの解像度を上げて視野を広げると共に、将来に少しでもわくわくしてほしいと考えています。ご興味のある方はぜひ以下のプロジェクトページをご覧ください。


『千葉県のキラキラ起業家10人の創業ストーリーを取材してペラペラ冊子をつくりたい』:

https://camp-fire.jp/projects/view/768116


Harmonic Societyのサービスにご関心がある方は以下のページをご覧ください。

Gengoka: https://gengoka.harmonic-society.co.jp/

Shigotoka: https://shigotoka.harmonic-society.co.jp/




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