ものづくり企業として、コロナと闘う医療従事者を応援!クラウドファンディングで医療機関に「飛沫感染防止アクリルボックス」を無償提供
クラウドファンディングで医療機関に「飛沫感染防止アクリルボックス」を無償提供
コムネット株式会社は、新型コロナウイルスと闘う医療従事者の方々を施術中の飛沫感染から予防するために、「飛沫感染防止アクリルボックス」を医療機関にお届けするプロジェクトを再び始動します。
プロジェクト名:医療従事者を守る!飛沫感染防止アクリルボックス寄贈へ
https://readyfor.jp/projects/acrylic-safety-box
プロジェクト開始日:2020年6月1日
ものづくり企業として、コロナと闘う医療従事者を応援したい。
私たちは、レーザー加工機(レーザーカッター)の販売、小ロット・多品種の製造業向け業務支援システムの開発、デジタルものづくりシェア工房の運営など、ものづくりを社業とする日本国内の製造業者に対しハードウェアとソフトウェアの両面からサービスを提供している会社です。
新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中医療現場で最前線に立ち、リスクと隣り合わせで戦う医療従事者の皆様のために、ものづくり業界に関わる企業として技術を活かして何か役に立てないかと、2020年4月からアクリルパーテーションやマスクなどの加工データの無償配布、550件の医療機関へのアクリルボックス総数100個の無償提供、フェイスシールド総数約10,000枚の無償提供などを行ってきました。
寄贈した飛沫拡散防止フェイスシールド(写真提供:東京外科クリニック)
その中でもアクリルボックスを開発・製造したきっかけは、弊社が運営するデジタルものづくりシェア工房Maker’sの会員様である武頼庵S.寧尊(ブライアン S. ネイソン)氏が、台湾の医師が医療従事者向けに「Aerosol box(エアロゾルボックス)」(感染者に処置を行う際、飛沫感染防止のためのアクリル製ボックス)を生産・配布している活動に賛同し、「同じことがコムネットで開発・生産できないか?」とご提唱いただいたことでした。
武頼庵S.寧尊(ブライアン S. ネイソン)氏に、共同開発したアクリルボックスの試作品を医療機関へ持ち込んでいただき、現場の医師に患者さんへの施術で使用していただいたところ、大変高評価をいただき、医療現場での有用性をお伝えいただきました。
そこで、最初の弊社独自の取り組みとして、弊社ショールームに設置しているレーザー加工機でアクリルボックスを製造し、100セットの無償提供を公募したところ、募集開始4時間で270を超える医療機関から申し込みをいただきました。数に限りがあったため、先着順で100件までしかお受けできず、残りの医療機関の方はやむなくお断りさせていただくことになりました。しかし、終了後も引き続きご連絡をいただいている状況です。
また、寄贈させていただいた医療機関の方からも、最前線の現場の困窮状況や、まだまだ医療物資が足りていないというお声もお伝えいただきました。
日々コロナの最前線に立つ大変なご状況の中、私たちの取り組みをせっかく知っていただきご連絡いただいたのに、自分たちの力では全てにお応えすることができなかったこと、そして感染予防対策のための資材が自分たちの予想を遥かに超えて必要とされていることを受けて、引き続き少しでも多くのアクリルボックスを多数の医療機関に寄贈させていただきたいと、今回クラウドファンディングの挑戦を決めました。
飛沫感染防止アクリルボックスについて
■特徴
新型コロナウイルスの感染経路は、主なものが飛沫感染、接触感染です。今回制作するアクリルボックスは、主にPCR検査の際や気管挿管中に患者と医療従事者の間に設置することで、至近距離での対応の際にも、患者からの咳やくしゃみによる飛沫を防ぐ目的で使用されるものです。
軽くて丈夫な5mm厚のアクリル板5枚を組み立て、テープで固定して使用します。組み立て式のキットなので、通常の宅配便で納品することができ、透明テープを用意すれば誰でも簡単に組み立てれる設計になっています。
また、アクリルとアクリルの接着面を凹凸でレーザーカット加工しており、はめ込むだけで組み立てやすく、テープでの固定でも安定します。ばらせば定期的な洗浄および消毒を簡単に行うことができ、省スペースで保管可能です。
試作品に対しに現場の医師の方からご意見をいただき、手を入れる穴のサイズや位置を工夫しました。また患者を診やすいように上面の板には傾斜がついています。
■仕様
- 組み立て後サイズ:高さ508mm × 幅510mm × 奥行400mm
- 腕を入れる穴のサイズ:直径110mm
- 素材:アクリルプレート(厚み5ミリ)
- 発送時:アクリルプレート5枚をバラした状態でお届けします。
■組み立て方法の手順(youtube動画で解説)
【youtube動画】飛沫感染防止アクリルボックスの無償提供・組み上げ方法
https://www.youtube.com/watch?v=iGwK78all1E
すでにアクリルボックスを寄贈させていただいた医療機関の方からの声
東京外科クリニック 大橋直樹様
貴社にアクリルボックスを贈っていただいて以来、このボックスの効能はもとより、支えていただいているシンボルのようなものとなり、従業員が感染対策に関し積極的に行動するようになったのです。続いて届いたフェイスシールドも職員全員が標準装備し、大きな安心となり勇気づけられています。
東京外科クリニック様より頂いた謝辞
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いにあたり、ご支援を賜りました会社様へ
https://www.hakushi-kai.or.jp/corona_acknowledgment.html
寄贈した飛沫拡散防止アクリルボックス(写真提供:東京外科クリニック)
寄贈予定の医療機関・寄贈スケジュールについて
■寄贈予定医療機関について
今回皆様からのご支援をいただいて、以下の医療機関・団体へ寄贈を行います。ご支援が集まるほどより多くのアクリルボックスを、より多くの病院へ寄贈することができます。なお、寄贈については弊社でのご案内にお申し込みをいただいた医療機関・団体様から先着順にて決定させていただいています。
医療法人医仁会 さくら総合病院/神谷歯科医院/トヨタ記念病院/石野歯科医院/小美玉市医療センター/水戸中央病院/日立総合病院/笠間市立病院/医療法人社団白峰会 湖南病院/社会医療法人厚生会 木沢記念病院/医療法人社団 淀さんせん会 金井病院/西川歯科医院/医療法人上野会 うえの医院/利根中央病院/社会医療法人千秋会 井野口病院/高知医療センター/近森オルソリハビリテーション病院/医療法人松田会/彩の国東大宮メディカルセンター/清水歯科医院/さいたま市立病院/あべ小児科ファミリークリニック/医療法人松葉内科/鹿児島市立病院/高橋内科医院/神奈川県立循環器呼吸器病センター/済生会横浜市東部病院/平成横浜病院/浅川産婦人科/医療法人社団綾和会 間中病院/静岡県立総合病院麻酔科/千葉西総合病院/成田病院/大屋歯科医院/医療法人大和医院/大阪府済生会泉尾病院/友愛会松本病院/大阪中央病院/国立病院機構 大阪南医療センター/医療法人慈恵会 小江原中央病院/NHO松江医療センター麻酔科/連雀の杜歯科/かねさか歯科医院/医療法人社団成和会 西新井病院/花と森の東京病院/ホームケアクリニック田園調布/喜平橋耳鼻咽喉科/上祖師谷かたらいクリニック/認定NPO法人ジャパンハート/台東病院/医療法人社団静産会 あらかわレディースクリニック/武蔵野徳州会病院 麻酔科/さいとう医院/福岡青洲会病院/飯塚病院/志免王子クリニック/坂下厚生総合病院/笹生病院/中本クリニック/市立旭川病院
■寄贈までのスケジュールについて
目標達成次第、すぐに協力工場へ製造が依頼でき、依頼後1週間以内に寄贈先へ送付することができる予定になっています。
1日でも早い終息へ。温かいお力添えをお願いいたします。
緊急事態宣言が解除され、終息の兆しも見えつつありますが、今回のアクリルボックス無償提供へも多くの医療機関からお申し込みをいただいており、このことからもいまだに感染予防のために必要な医療物資が大きく不足していることが分かりました。
感染予防のための環境が十分でない中、日々命がけでコロナへの対応をされている医療従事者の方に、1つでも多くのアクリルボックスをお届けすることで、ものづくりに携わる会社として少しでもお役に立てたらと考えています。
1日も早い終息に向けて、多くの方のお力添えをいただけましたら嬉しく思います。温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
社長からのメッセージ
私たちはこれまで医療機関との取引は皆無でしたが、お話を頂き、今できることは何なのかを社内で協議した結果、できる限り短期間に、無償で提供することが必要だと判断しました。
自社で在庫していたアクリル板と、取引先の中で、アクリル板をご提供いただける先を探して材料を用意し、すでにおよそ100台を無償で提供させていただきましたが、その反響は予想以上に大きく、その後も数百件のお問合せをいただきました。しかし、弊社が単独でするには限界もあり、何らかの方法でご希望に添える方法が無いかを模索しました。その結果として、このクラウドファウンディングを立ち上げることに思い至りました
材料となるアクリル板については、市場でも枯渇しており、輸入も含め充分な数量を用意することは、かなり困難な状況にあります。しかしながら、この間にも医療現場では、我々の愛すべき人達の命を守るべく、日夜、ご自身の感染と闘いながら、その使命感を支えに、必死に闘っておられる医療従事者がおられます。このことを思うと、一刻も早く提供しなければならいとの思いを強くしています。
アクリル板が手に入るまでの間、やはり不足しているフェイスシールドを作成し、GW中に13,000枚を用意することができました。連休明けより、全国の医療機関に、無償で提供を行っています。たくさんのお礼状をいただいていますが、医療現場の窮状は、我々の想像を遥かに超えています。
弊社は、アクリル板の加工に必要な、業務用のレーザー加工機を提供する会社です。コロナ禍で、加工はしたいが材料の入手目途が立っていないとして仕事ができない会社や、アクリル板の加工はやっていないが、緊急事態宣言により、加工の仕事が激減している会社など、日本のモノづくりを支える加工会社も未曽有の苦境に立たされています。
今回のプロジェクトでは、医療従事者に必要な医療資材を、迅速に無償でお届けすると同時に、仕事の減少で苦境に立たされている加工会社を支えるという意味からも、非常に重要な取り組みになるのではないかと考えております。一刻も早く医療現場に、Made in Japanの安心で安全な医療資材を提供するとともに、日本のモノづくりを根底から支えられたらと考えています。皆様の厚いご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディングプロジェクトの概要
このプロジェクトでは、皆様から頂いたご支援で医療機関に「飛沫感染防止アクリルボックス60セットを無償でお届けしたいと考えています。
プロジェクトにご賛同していただける方は、「飛沫感染防止アクリルボックス」の製造においてかかる費用(アクリル材料費、レーザー加工費、医療機関への発送費用)をご支援いただければと思います。
- プロジェクト名:医療従事者を守る!飛沫感染防止アクリルボックス寄贈へ
- 支援するもの:医療機関に飛沫感染防止アクリルボックスを無償提供
- 無償提供数:60セット
- 目標金額:1,000,000円
- 調達資金の利用用途:アクリル材料費、レーザー加工費、医療機関への発送費用の実費
- プロジェクト開始日:2020年6月1日を予定
- 支援方法:クラウドファンディングREADYFOR(レディーフォー)経由からご支援をお願いいたします。
医療機関への無償提供までの流れ
- 弊社のWEBサイトで「飛沫感染防止アクリルボックス」の無償提供を希望する医療機関を募ります。(60機関)
- 弊社の加工ネットワークに対し、プロジェクトに賛同して協力していただく加工会社を募り、アクリル板をレーザー加工機でカットして「飛沫感染防止アクリルボックス」を製造していただきます。
ご支援頂きたい寄付の内容
- 3,000円の寄付
- 5,000円の寄付
- 10,000円の寄付
- 30,000円の寄付
- 50,000円の寄付
- 100,000円の寄付
3,000円、5,000円、10,000円を寄付された方に、お礼のメール・活動報告書をお送りします。
10,000円、30,000円、50,000円、100,000円を寄付された方に、お礼のメール・活動報告書をお送りし、コムネット株式会社HPに支援者様としてお名前を掲載させていただきます(ご希望の方のみ)。
※このプロジェクトは、リターンに費用がかからない分、クラウドファンディングREADYFORの手数料を除く全額をアクリルボックス寄贈費用に充てさせていただきます。
支援の輪を広げるご協力をお願いします!
プロジェクトを成功に導くには「飛沫感染防止アクリルボックス」の製造においてかかる資金を調達する必要があります。 プロジェクトへの支援の輪を広げるため、ご友人、知人、関係者など、できるだけ多くの方々に情報を拡散していただくご協力をよろしくお願いいたします。
コムネット株式会社
レーザー加工機(レーザーカッター)の販売、小ロット・多品種の製造業向け業務支援システムの開発、デジタルものづくりシェア工房の運営など、ものづくりを社業とする日本国内の製造業者に対し、ハードウェアとソフトウェアの両面からサービスを提供している会社です。
https://www.comnet-network.co.jp/
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