明治の初め珍しくもなかったろうが、私の母は兄弟姉妹あわせて九人の、五女であった。幼くて亡くなった姉、結核でなくなった兄、六人目の男の子の出産で亡くなった姉、結婚してから亡くなった弟など、全員が...

私は、建築総合商社でOLを１２年していました。２年目から後輩ができ、教育係もしていました。　　　　　　                最初は、自分の事で精一杯。後輩の面倒をみることが負担でありつ...

５００万の慰謝料の請求にﾊﾟｷﾗは納得した。弁で私に勝てるわけがない。 ﾅﾅｵ ...

マチュピチュに行くタイミング※前回の話はこちら⇒第１２話マチュピチュの予言宿の扉を思い切り開ける。クスコの街は快晴だった。青い大きな空と、街をくるりと囲む山が気持ちがいい。私は地図を見ながら、と...

前回の話→第10話 人生を変えた旅ペルーⅠーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第4章 リョニーさんとの日々朝、目が覚める。窓のブラインドから朝日が差し込んでいた。いつもと違う部屋の空...

前回のお話はこちら⇒第９話コップの水はどれくらい入ってるけんちゃんとの別れ旅に出る2ヶ月前、自分の人生で大きな出来事があった。それは、けんちゃんとの別れだった。-アフリカ-けんちゃん日本と気候も...

あなたのコップの水はどのくらい入っている？作家さんこれは、まほちゃんのコップだよ。まほちゃん自身の、うーんそうだな、人間のコップ、という感じかな？作家さん今のマホちゃんは、今の自分は、どれくらい...

　先日娘と話していて，甦った大切な思い出。　もう20年ほども前のことでしょうか。娘は当時，幼稚園に通っていました。何に対しても興味を抱く年頃，私は毎日，娘の質問攻めに合っていました。「お父さん，...

これまでの人生で最も勉強をした時期である中学3年の冬。僕の勉強机は家族の寝室の一角にあった。夜遅く勉強する時は部屋の電気を消し、机の蛍光灯だけで勉強した。傍らには家族が寝ていた。机の蛍光灯が寝て...

着いてみると、そこはスゴイ場所でした。多分、一般旅行者が入れる場所ではないです。「こ・ここはっ！？」「何？何？どうなっているの～～？」「私たち、こんな所で食べていいんですかっ！？」事情があって、...

今現在、そして思うこと。2015年10月現在、私は38歳 息子は元気に1歳2ヶ月です。早産児なので成長も発達も遅く、身長は70cm弱 体重は10kg弱(体重は標準です)、やっと歩き出すかな？とい...

街に、七夕飾りの色がひるがえり始めると、胸の奥が、きゅっとする。甘いような、切ないような、人込みからすっと離れて、一人泣きたいような想いになる。今はもう、その顔さえ、定かに思い出せないのに。 ☆...